本当は頑張っているのに伝わらない:やる気がないと誤解されるのはなぜ? その背景にある思い込みと心の傷
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
本当はちゃんとやろうとしている。
手を抜いているわけでも、怠けているわけでもない。
頑張りたい、変わりたいと思っている。
それなのに…
「やる気ある?」
「もっと早く動けない?」
「なんだか自信なさそうだね」
そんなふうに言われたり、思われたりして、傷ついたことはありませんか?
「違う、怠けてるわけじゃない」
「ちゃんとやろうとしてるのに…」
「頑張ってるのに、どうして伝わらないんだろう」
そんな思いを抱えたまま、自分の中でぐっと飲み込んできた方もいらっしゃるかもしれません。
「どうせ言っても分かってもらえない」
「どうせ私は…」
そんなふうに、自分の心をすり減らすしかないこともあるでしょう。
でも、まずお伝えしたいのは…
あなたが本当に「やる気がない人」「頑張りが足りない人」とは限らない、ということです。
たとえば…
動きがゆっくりなのは、
雑なのではなく丁寧だからかもしれません。
返事がすぐに出ないのは、
やる気がないからではなく、慎重に考えているからかもしれません。
自信なさげに見えるのも、
いい加減にしたくなくて、真面目に受け止めているからかもしれません。
もう頑張れないほど、
心や体がいっぱいいっぱいなのかもしれません。
「分かってもらえない」ことの弊害
ただ…
こうした誤解が重なると、心は少しずつ疲れてしまいます。
「私のやり方がダメなんだ」
「もっとちゃんとしなきゃ」
「やっぱり私は足りないんだ」
そんなふうに、自分を責める気持ちが強くなってしまうこともあります。
そして何より厄介なのは、
そんな気持ちが強くなりすぎると、「かえって緊張して、ますます本来の力が出しにくくなる」ことです。
それだけではありません。
相手の言葉を、必要以上に否定的に受け取ってしまうこともあります。
相手の言葉を「深読み」してしまう時
たとえば、誰かに「もっと自信を持っていいんだよ」と言われたとします。
相手は励ましのつもりで、「あなたは大丈夫だよ」「もっと自分を信じていい人だよ」という気持ちを込めているのかもしれません。
「自信を持てない私はダメってこと?」
「今の私じゃ足りないって言われたんだ」
「やっぱり私は否定されるんだ」
そんなふうに、脳が自動的に「否定的な意味」として解釈してしまうことがあるのです。
重要なのは、この反応が「性格のせい」ではない、という点です。
あなたがひねくれているからでも、弱いからでもありません。
それだけ、これまで心が傷つかないように身を守ってきたのだと思います。
過去の環境の中で身につけた「受け取り方のクセ」が、今もあなたを守ろうとしているのかもしれません。
本当は相手にそのつもりがなくても、過去の思い込みがあると、言葉の意味がゆがんで届いてしまうことがあります。
過去が与えるもの
たとえば、子どもの頃。
「ちゃんとしなさい」
「自信を持ちなさい」
そんなふうに言われながらも、
安心できる関わりや、認めてもらえる経験が少なかった場合。
心の中には「私はこのままではダメなんだ」という感覚が残りやすくなります。
そうすると、大人になってからの何気ない一言にも、過去の痛みが重なってしまうのです。
だからこそ、今つらいあなたに必要なのは「もっと頑張ること」ではなく、「自分の見方を少しやさしくしてあげること」なのかもしれません。
- 動きが遅いのではなく、丁寧。
- 反応が鈍いのではなく、慎重。
- 自信がないのではなく、それだけ真面目に向き合っている。
そんなふうに、自分に対する言葉を少しだけ変えてみること。
それだけでも、心の苦しさは少しずつ変わっていきます。
過去の傷を「誰か」と整理すること
思い込みや、心の傷は、自分ひとりでは気づきにくいことがあります。
頭では「そんなふうに受け取らなくていい」とわかっていても、心が追いつかないこともあるでしょう。
そんな状況になった時には、ひとりで抱え続けないことも大切です。
一人で抱えていると、「やっぱり自分が悪い」と思い込んでしまいやすいからです。
でも、あなたを否定しない「誰か」と一緒に整理していくことができれば、過去の思い込みはポジティブなものに「上書き」できます。
「私は怠けていたわけじゃなかったんだ」
「ずっとちゃんと頑張ってきたんだ」
そうやって、少しずつ思えるようになっていきます。
落ち込んだり、自分を責めたりする回数も激減します。
もし今、
「どうしてこんなに苦しいんだろう」
「頑張っているのに、いつも誤解される気がする」
そんなふうに感じているなら、その気持ちを一度、言葉にしてみませんか?
こうした「うまく伝わらない苦しさ」「否定されたように感じてしまうつらさ」も、ひとつずつ一緒に整理していくことができます。
うまく書けなくても大丈夫です。
気持ちがまとまっていなくても大丈夫。
あなたが少しずつ、「私はダメなんじゃなくて、丁寧に頑張ってきたんだ」と思える日が増えていきますように、心を込めてサポートさせていただきます。


