春の季節に増える疲れ:「ちゃんとしなきゃ」に苦しくなるあなたへ
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新しい季節。
新しい空気。
周りが少し前向きに見えたり、何かが始まっていくように感じられたり。
春になると、なぜか気持ちが落ち着かなくなる…そんな人が増えています。
春の明るく前向きな空気は、心を軽くしてくれることもある一方で、無意識に自分を追い込んでしまうことがあるのです。
「自分も元気でいなきゃ」
「ちゃんとついていかなきゃ」
「自分もちゃんとしなきゃ」
「しっかりしなきゃ」
「早く慣れなきゃ」
そんなふうに、知らないうちに心が張りつめていくこともあります。
元気な人や楽しそうな人たちと比べて、「どうして私は」と、落ち込むこともあるかも知れません。
でも、この季節に疲れてしまうのは、あなたが弱いからでも、頑張りが足りないからでもありません。
真面目な人ほど、やさしい人ほど、春のような変化の多い季節に、たくさん気を張ります。
周りに迷惑をかけないように。
ちゃんとやれているように見えるように。
失礼がないように。
ちゃんと馴染めるように。
期待に応えられるように。
…そうやって、ひとつひとつを丁寧にやろうとする人ほど、ずっと力が入ったままになってしまいやすいのです。
けれど、その頑張りは、目に見えにくいものです。
誰かに「そんなに頑張ってるんだね」と言ってもらえるとは限らないし、自分でも「これくらい普通」「みんなやってる」と思ってしまうことがあります。
「まだ足りないのかもしれない」「もっとちゃんとしなきゃ」と、自分をさらに急かしてしまうことがあるのです。
- ちゃんとしようとしている。
- 周りを見ている。
- 空気を読んでいる。
- 自分なりに、ちゃんとやろうとしている。
それだけでも、心はたくさんの力を使っています。
だからこの時期は、「もっと頑張ること」よりも
「自分がどれだけ気を張っているか」に気づいてあげることが大切なのかもしれません。

朝からなんとなく疲れていないか。
人と会ったあと、どっと消耗していないか。
何もしていない時間に、罪悪感がわいてこないか。
少し休みたいのに、「こんなことじゃだめだ」と責めていないか。
…そんなふうに『自分』を見ていくと、普段は気づいていなかった疲れが見えてくることがあります。
春は、元気になれる人ばかりの季節ではありません。
新しい始まりがうれしい人もいれば、変化が多くて不安になる人もいます。
周りが進んで見えるぶん、自分だけ取り残されたように感じる人もいます。
だから、前向きになれない日があっても大丈夫です。
すぐに馴染めなくても大丈夫です。
少し立ち止まりたくなる日があっても、大丈夫です。
「ちゃんとしなきゃ」に疲れてしまうのは、それだけ、ちゃんとしようとしてきたから。
ちゃんと向き合おうとしてきたからです。
自分をもっと追い立てることではなく「もう十分、気を張ってきたんだね」と自分にそっと声をかけてあげることかもしれません。
「ちゃんと」できているかどうかで自分を判断するのではなく、
無理をしすぎていないか、苦しくなりすぎていないかを少しだけ気にしてあげてください。
疲れやすいこの季節は頑張ることよりも、自分をいたわることを大切にしてあげてほしいのです。
春に疲れてしまうあなたへ。
あなたがだめなのではありません。
ちゃんとしようとしすぎるほど、真面目に、丁寧に生きてきたからこそ、今は少し苦しくなっているのだと思います。
でも大丈夫。
この季節も、この空気も、時間と共に落ち着きます。
だから今は、「ちゃんとしなきゃ」より先に、あなた自身の疲れに気づいてあげられますように。
そして少しでも、無理せずに過ごせますように。


