相手を試すような言動の奥にあるもの:本当は「見捨てられたくない」「こっちを見てほしい」気持ちなのかもしれません
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。

そばにいてほしいのに、
「一人にして」と言った。
返事がほしいのに、
「もう返信しなくていいよ」と言った。
気づいてほしいのに、
「大丈夫」と平気なふりをした。
引き止めてほしいのに、
「もう会わなくていい」と突き放した。
大切にされていると感じたいのに、
「どうせ私なんて」と投げやりに言った。
…そんなふうに相手を試すような言い方や行動をしてしまったあとで、「なんであんなことをしてしまったんだろう」と苦しくなることがあります。
きっとあなたは、わざと困らせたかったわけではありません。
傷つけたかったわけでも、なかったのではと思います。
関係をこじらせたかったのでも、なかったはずです。
それなのに、そっけなくしたり、突き放すようなことを言ったり、相手の反応を確かめるようなことをしてしまう…。
そんな自分が嫌になったり、後悔したり、罪悪感を感じてしまう…という人は、実はとても多いのです。
あなたのその行動や言動の奥には、「理由がある」はずだからです。
そこには、ただ相手を困らせたい気持ちだけではなく、
「見捨てられたくない」「ちゃんとこっちを見てほしい」「大事にされていると感じたい」
という、とても切実な気持ちが隠れていることがあります。
本当は、不安だった。
本当は、寂しかった。
本当は、「大丈夫だよ」と安心したかった。
…でも、それが、どうしても言えなかったのだと思います。
「こんなことを言ったら重いと思われるかもしれない」
「困らせてしまうかもしれない」
「欲しがりすぎだと思われるかもしれない」
「断られたらどうしよう」
そんな不安があると、素直に伝えることが難しくなってしまうことがあります。
その背景には、
過去の辛い経験があるのかもしれないし、思考の癖が関係していた可能性もあります。
言ったら壊れてしまいそうで、言っても伝わらないかもしれなくて…そんな相手との関係性がブレーキをかけることもあります。
それでも「言えなかった想い」が、溢れ出ることがあります。
「言いたいけど言えなかった気持ち」が、試すような言葉や行動で表に出てくることがあるのです。
たとえば…
「本当に大事なら気づいてくれるはず」
「これでも離れないか確かめたい」
そんな形で出てきてしまうことがあります。
素直に言えないとき、気持ちは別の形で出ることがあります。
「寂しい」
「不安」
「もっと気にかけてほしい」
「そばにいてほしい」
「認めてほしい」
「受け止めてほしい」
そう言えたらよかったのかもしれません。
けれど、そうした気持ちをまっすぐ出すことが難しいとき、気持ちは少し遠回りした形で出てくることがあります。
たとえば…
- わざと冷たくしてしまう。
- 連絡を止めて反応を見たくなる。
- 相手が追いかけてくれるか確かめたくなる。
- 不満をそのまま言う代わりに、棘のある言い方になってしまう。
自分の中にある本当の苦しさは、ますます置き去りになってしまいます。
もちろん、理由があるからといって、何をしてもいいわけではありません。
相手を試すような言動が続くと、関係が苦しくなることがあります。
意図せず、相手を戸惑わせたり、傷つけたりすることもあるでしょう。
だからこそ大切なのは…
「こんなことをする私はだめだ」と強く責めることではなく、
「どうしてそんな形でしか気持ちを出せなかったのか」を見ていくことなのだと思います。
- 本当は何が不安だったのか。
- 本当は何をわかってほしかったのか。
- 本当は、どんな言葉がほしかったのか。
そこに少しずつ目を向けていくことで、責めるしかなかった自分の見え方が、少し変わっていくことがあります。
相手を試すような言動の奥にあったのが、
「見捨てられたくない」「こっちを見てほしい」
そんな気持ちだったのだとしたら…
まずは、その気持ちがあったことを、なかったことにしないであげてほしいのです。
うまく言えなかっただけで、本当はずっと安心したかったのかもしれません。
本当は、ちゃんと大切にされていると感じたかったのかもしれません。
その気持ちに気づくことは、自分の心を置き去りにしないための大切な一歩です。
さいごに
相手を試すようなことをしてしまった自分を、恥ずかしく思ったり、責めたくなったりすることもあるかもしれません。
でも、その奥にあるのが不安や寂しさだったのなら、まず必要なのは、自分を切り捨てることではなく、「本当は苦しかったんだ」と気づいてあげることなのかもしれません。
Pocheメールカウンセリングでは、そのお手伝いをしています。
すぐにうまく伝えられなくても大丈夫です。
少しずつでも、自分の気持ちを見つけていくことが、これからの関係を変えていくことにつながる場合もあります。
その先に、「そんな自分だからこその伝え方」は必ず見つかります。
「うまく話せない」
「何から書けばいいかわからない」
そんな状態でも大丈夫です。
相手を試すような行動の奥にあった気持ちや、本当は何が苦しかったのかを、あなたのペースで一緒に整理していきます。
自分を責めるだけで終わらせたくないときは、ひとりで抱え込まずにご相談くださいね。


