じわじわ心をむしばむ「孤独感」の特徴5選 ひとりで抱えこまないためのヒント
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
「一人でいるわけじゃないのに、なんだか孤独を感じる」
「誰とも話していないわけじゃないのに、心が満たされない」
そんな感覚に、覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
孤独感は、必ずしも「一人ぼっち」という状況だけから生まれるものではありません。
周りに人がいても、やりとりがあっても、家族がいてもパートナーがいても…
「理解されていない」「繋がれていない」と感じるとき、心の奥にぽっかりとした“穴”のようなものが生まれるのです。
その小さな穴が、じわじわと心をむしばんでいくこともあります。
だからこそ今回は、「孤独感」が心に与える影響と、その特徴的なサインを5つご紹介します。
あなたの心を守ることができますように。
心を蝕む「孤独」5選
特徴①:「なんとなくつらい」が続いている
- 明確な理由があるわけでもないのに、気分が沈んでいる。
- 楽しめるはずのことにも、心が動かない。
それは、「あなたの心」が置き去りになっているサインかもしれません。
こういうことが原因かも…
- ずっと“いい人”でいようとして、自分の本音を後回しにしてきた
- 気を張り続けていて、自分の気持ちに目を向ける余裕がなかった
「つらい理由がわからない」ときは、無理に理由を探さないでおきましょう。
理由探しにばかり意識が向くと、かえって心が余計に疲れてしまうからです。
理由を探す代わりに、
「つらいって思ってるんだね」「まだ分からないんだね。大丈夫」と自分に声をかけてあげてください。
“理由よりも、気持ちを受け止める”ことが、何より大切です。
特徴②:SNSや人の幸せな投稿を見ると、心がざわつく
- 「自分だけ、取り残されてる気がする」
- 「私には、あんなに話せる人がいない」
そんな思いが湧いてくるとき。
その孤独感は、「比較」から強まっている可能性があります。
こういうことが原因かも
- 人との繋がりに不安があり、他人の“幸せ”に敏感になってしまう
- 孤独を感じているタイミングで、他人の楽しそうな姿が刺激になっている
SNSは「つながり」を感じるツールである一方、“自分の孤独”を際立たせる側面もあります。
見たあとに心がしんどくなるなら、距離を取ってもいいのです。
「見ない」は逃げではなく、心を守るための選択肢の1つです。
ただし…
「見ないのも無理」「気になって見てしまう」という時もありますよね。
そんな時、一番大切なのは「見てしまった自分を責めないこと」。
「見ちゃうよね。気になっちゃうよね」と自分の行動に寄り添ってあげてください。
それだけでも、「比較による孤独」は少し、和らぎます。
特徴③:人といても、心が満たされない
- 会話をしていても、「わかってもらえていない」「どこか噛み合わない」と感じる。
- 笑っているけど、なんとなく虚しい――。
それは、人と“つながり”を求めている心のサインかもしれません。
こういうことが原因かも
- 自分を出すことに不安があり、“本音で話せる相手”に出会えていない
- まわりに気を遣いすぎて、「自分らしさ」を出せていない
本当の孤独は、「誰かがいないこと」ではなく「わかってもらえないこと」。
一緒にいる方が孤独が増す関係なら、「一旦離れる」「一人の時間を増やしてみる」だけで、孤独が和らぐことがあります。
一人でいることに抵抗がある場合は、
「一人の時間を楽しむのが上手なだけ」「一人時間も楽しめる、私」というふうに捉えてみてくださいね。
特徴④:弱音を吐ける場所がない
「こんなこと言ったら迷惑かも」
「どうせわかってもらえないし」
そんな思いから、“誰にも本音を話していない”日々が続いていませんか?
本音を言えない日々は、「我慢」で心が疲弊してしまいます。
こういうことが原因かも
- 過去に弱音を否定されたり、軽くあしらわれた経験がある
- 「がんばり屋」「しっかり者」と思われてきたため、弱さを出しにくい
本音を話すのは、勇気が入りますよね…。
いきなり誰かに本音を話そうとするのではなく、まずは自分の心に「いま、何がつらい?」と本音を聞くことから始めてみましょう。
ひとり言でも、ノートでも、「自分に話しかける」だけでも大丈夫。
この繰り返しで「本音」が出やすくなり、人と話している時にも本音で話すチャンスが増えていきます。
特徴⑤:自分の存在に意味があるのかわからなくなる
「誰にも必要とされていない気がする」
「いてもいなくても、変わらないかも」
そんな思いに包まれるとき、自己肯定感はぐっと下がり、心が疲れていきます。
こういうことが原因かも
- 周囲に「役に立たないと意味がない」と思わせるような関係が多かった
- 「成果や評価」でしか、自分の価値を感じられなくなっている
あなたの意味や価値は、“誰かから認められたとき”だけ生まれるものではありません。
今日一日過ごしたこと、がんばって朝起きたこと、涙をこらえたこと……
それらを、「私だけが知ってる大切なこと」として、心の中で認めてあげてください。
誰も分かってくれないと思った時こそ、「でも、私は知ってる」「私の頑張りは、私がよく知っている」と思い出してみてくださいね。
最後に
孤独を感じるのは、誰かとつながりたい気持ちがあるからこそ。
あなたの中に、やさしさや思いやりがある証でもあります。
だからこそ、ひとりで抱え込まないでいてほしいのです。
「わかってもらえる場所は、どこかにある」
「話していい相手は、きっといる」
そう信じて、心を閉ざさずにいられたら…。
あなたの気持ちをやさしく受け止めてくれる存在と、少しずつつながっていけるはずです。
もし身近にそうした人が見つからないときは、カウンセリングという選択肢もあります。
Pocheメールカウンセリングでは、あなたの気持ちに、そっと耳を傾けています。
あなたの心が、少しでもやわらかくなれますように。 孤独が和らいで、疲れにくい日々が訪れますように。