体調を崩すのは、弱いからじゃない。耐えてきた証です

こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。

「自分は弱いから、すぐに体調を崩してしまうのかも…」
「もっと強くならなきゃ、この先やっていけない…」

そんなふうに、自分を責めてしまうことはありませんか?

 

でも、体調を崩したのは決してあなたが「弱いから」ではありません。

むしろ、それだけ厳しい環境や人間関係の中で、耐え抜いてきた証拠かもしれません。

 

弱さではない理由

 

・無理をしてでも、仕事をやり遂げようとする
・理不尽な扱いをされても、耐えようとしてしまう
・人間関係で傷ついても、「気にしないふり」をする

 

このような状況下で「自分は弱いのでは」「もっと強くならなくては」と思い悩む人が増えています。

でも、本当は逆なのです。それは「弱さ」ではなく、その強さがあったからこそ、心や体が「もう限界」と悲鳴を上げるまで耐えることができてしまったのです。

本当に「弱い人」なら、そんな状況に耐えることすらできません。

だから、あなたは悪くないし、弱くもないのです。

 

でも、無理をし続ける強さを持っているあなただからこそ、これからは「自分を守る強さ」を育てていくタイミングなのではと思います。

 

受け止めてもらえる場所が必要

傷ついた心や体を癒すには、まず「受け止めてもらうこと」が必要です。

誰かに「辛かったね」「よく頑張ったね」と言ってもらえるだけで、ふっと心が軽くなることがあります。

だからこそ、安心して気持ちを話せる場所が必要なんです。

 

でも、現実では「頑張ったね」と言われるよりも、さらにプレッシャーをかけられることもあるかもしれません。

疲れたと漏らせば「私の方が大変」「みんなも大変なんだから」と言われてしまったり、周囲の理解のなさを嘆けば「もっと努力すべき」「あなたにも悪いところがあるのでは」と指摘されてしまうこともあります。

事実、私の元には、そのように傷つけられた人が、たくさん相談に訪れます。

そんな環境の中では、弱音を吐くことすら難しくなってしまいますよね…。

 

実際の相談事例

Kさん(40代・女性)は、責任感が強く、何事も最後までやり遂げようとする性格でした。

仕事では上司や同僚からの頼まれごとを断れず、気づけば自分の業務以上の負担を抱え込んでしまうことが多かったそうです。

体調が悪くても、迷惑をかけちゃいけないと思って、無理して出勤していたKさん。疲れていても、『これくらいで弱音を吐いてはいけない』と自分に言い聞かせて、頑張り続ける日々。

そんな生活を続けるうちに、頭痛やめまいが増え、ついには朝ベッドから起き上がれなくなってしまいました。病院では「ストレスや過労が原因でしょう」と言われましたが、それでもKさんは「自分の心が弱いせいだ」と自分を責め続けていました。

 

あちこちで否定され、親にも「甘いことを言うな」と叱責され、藁にもすがる思いで頼ったのがPocheメールカウンセリングだったのだと言います。

「休むことに罪悪感があって…『自分がダメな人間になったみたい』と思ってしまうんです。」と、Kさんはカウンセリングで語っていました。

 

📩Kさんから届いたメール
「Pocheさんに話を聞いてもらって、『限界まで頑張ったからこそ、体が悲鳴を上げているんですよ』と言われたとき、涙が出そうになりました。
親には「甘い」「怠け心だ」と責められ、ずっと『私はもっと頑張らなきゃいけない』と思っていましたが、本当は『もう十分すぎるほど頑張っていた』んですよね…。
今までは、自分を追い詰めることが当たり前になっていました。でも今は、『今の私には休むことが必要』と思えるようになっています。無理をしない強さも、大切なんですね。」」

 

カウンセリングを重ねるうちに、Kさんは少しずつ「休むことも必要なんだ」と思えるようになりました。

そして、「無理をしないことが、逆に自分の力を取り戻すことにつながる」と気づいたのです。

 

「もう頑張れない…」と思ったら

限界を迎えた心と体には、「もっと頑張ること」ではなく、「心して休める場所が必要です。

どんなに強い人でも、一人で耐え続けるのは辛いもの。

だからこそ、少しずつでも「自分を守る」ことを意識してみてください。

あなたが安心して、心を休められる場所がありますように。
もし一人で抱えきれないときは、話せる場所を探してみてもいいかもしれません。

【その気持ち、抱え込まなくて大丈夫です】

「ずっと誰にも言えなかった気持ち、抱え続けていませんか?」
「こんなことで相談してもいいのかな…」そんなふうに思う必要はありません。
あなたの気持ちを、誰にもジャッジされずに安心して話せる場所をご用意しています。
ひとりで考え続けるより、誰かと一緒に整理することで、もっと楽に前を向けることがあります。

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Posted by poche