年末になると、なぜか心がしんどくなるあなたへ
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
年末が近づくと、
理由ははっきりしないのに、なんとなく心が重たくなることはありませんか?
・今年も、思ったよりしんどかったな…
・この気持ちのまま年を越すのは、少しつらい
・来年こそは、もう少し楽になりたい
・でも、何をどうしたらいいのか分からない
そんな思いが浮かんでくる人は、決して少なくありません。
「自分だけじゃないんだな」
「おかしなことではないんだ」
と安心できますように。
年末は『心が揺れやすくなる時期』

年末は、一年を振り返る機会が増えたり、「区切り」や「切り替え」を意識したりすることで、自然と心が内側を向きやすくなります。
また、家族のことを考える場面も増えますよね。
その影響で、
普段は意識の奥にしまっていた嫌な過去の記憶や、言葉にできなかった感情が、ふと顔を出すことがあります。
気分が沈んだり、理由もなく不安になったりするのは、とても自然な心の反応なのです。
頑張ってきた人ほど、「年末不調は強く出やすい」傾向があります。
「しんどくなる自分」を責めなくていい
・答えが出ていなくてもいい
・立ち止まっていてもいい
・頑張れなくてもいい
そんなふうに、
今はただ「そのままの自分の状況」を否定せずにおきましょう。
不安や焦りが出て、一番しんどいのは「あなたのはず」です。
こんなに頑張ってギリギリのところで頑張っているのですから、これ以上自分を追い込まないでおきましょう。
そのためには、「今の自分を責めないこと」が何より大事です。
気持ちを切り替えなければいけないわけでも、
前向きにならなければいけないわけでもありません。
立ち止まる時間は、前に進むために必要
これまで頑張ってきた人ほど、立ち止まることに罪悪感を覚えやすいものです。
頑張れない時ほど、「頑張っている人」が目に入って辛く感じることもあるでしょう。
でも…
立ち止まることは後退ではありません。
心が「少し休ませて」と声をかけてきているだけ。
電池切れのスマホが、動かないように。
動かなくなったら充電が必要なように。
高くジャンプするためには、
一度低くしゃがむ必要があるように…
全部「未来につながる必要な時間」なのです。
最後に
年末に心が揺れるのは、あなたが弱いからではありません。
頑張りが足りないとか、気持ちの問題でもありません。
一年を懸命に生きてきたからこそ、
心が少し緩み、本音が顔を出しているだけなのです。
どうか今の「頑張れない自分」だけじゃなく、
「今より前に頑張ってきた自分」に優しい目を向けてあげてくださいね。
周囲と比べて「頑張れていない」と思った時は、「周囲より先に頑張っただけ」「だから今は、私は休憩の番」と思ってみてください。
しんどい過去を抱えているなら、「しんどい過去を抱えながらよく頑張ってきた」と思ってみてください。
今やっと、止まれたのかもしれませんから。
そしてもう1つ。
「この時期は、仕方ない」と、良い意味で開き直ってしまうほうが、自分を責めずに済むこともあります。
自分に合った「今を乗り切る言葉」で、今の自分を責めずに肯定してあげてくださいね。



