仕事で怒られたことが、心から離れないあなたへ:頑張れなくても大丈夫
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
「仕事で怒られたことやミスが頭から離れない」というあなたに、伝えたいことです。

仕事で注意された時。
あなたには、本当は言いたいことがあったのかもしれません。
「そういうつもりではなかった」
「自分なりに頑張っていた」
「少しだけ、話を聞いてほしい」
そんな気持ちが、心の中にあったのかもしれません。
でも、その場では何も言えなかったのだと思います。
頭が真っ白になって、言葉が出てこなくて。
ただ謝って、相手の怒りが収まるのを待つしかなかったのかもしれません。
そして、家に帰ってから、
「どうして、あの時何も言えなかったんだろう」
「仕事ができない人だと思われたかもしれない」
「もっとちゃんとしなければ」
そんなふうに、何度も自分を責めてしまうことがあります。
「また怒られたらどうしよう」
「次も失敗したらどうしよう」
「周りから、できない人だと思われているかもしれない」
そんなふうに、考えれば考えるほど、不安が大きくなってしまうこともあります。
なぜ引きずってしまうのか
その場で言いたいことが言えたり、受けた心の傷がそれほど深くなかったりすれば、数日後には気にならなくなることもあります。
「次から気をつけよう」
そう気持ちを切り替えられることもあるでしょう。
でも、その場で言えなかった気持ちが残っていたり、相手の言葉で心が深く傷ついていたりすると、簡単には忘れられません。
何日経っても、何週間経っても…
ふとした瞬間に「あの日の場面」がよみがえります。
相手の表情や声、言われた言葉まで、何度も頭の中で繰り返されてしまうのです。
「いつまで気にしているんだろう」
「こんなことで傷つく自分は弱い」
「早く忘れなきゃ」
そう思うかもしれません。
でも、忘れられないのは、あなたが弱いからではありません。
引きずっているからでもありません。
あなたの心が、あの時受けた痛みを、まだ抱えたままだからです。
言いたいことが言えない時
怖かったのかもしれません。
これ以上怒られないように、相手を刺激しないようにしたのかもしれません。
あなたの心が、とっさにあなたを守ろうとしたのかもしれません。
だからまずは、「何も言えなかった自分」を責めないでおきましょう。
あの時のあなたは、あの状況の中でできることをしていました。
言い返さず黙っていたり、謝ってその場をやり過ごすことも、あなたが自分を守るために選んだ大切な行動だったはずです。
注意されると、頭が真っ白になることがある
「説明したい」
「誤解を解きたい」
「自分の気持ちも伝えたい」
そう思っているのに、言葉が出てこなくなることがあります。
相手の声や表情ばかりが気になって、頭の中が真っ白になってしまうのです。
これは、あなたに考える力がないからではありません。
コミュニケーションが苦手だからでもありません。
強い緊張や恐怖を感じた時、
心と体は「考えること」よりも「身を守ること」を優先するのです。
きっとあなたは、その場で怖かったり、緊張していたのだと思います。
逃げる。
言い返す。
その場で動けなくなる。
…このような反応は、自分を守るために自然に起こるものです。
何か言って、もっと怒られたら怖い。
反論したと思われたくない。
これ以上、自分を否定されたくない。
…だから、とりあえず謝ったり、相手の怒りが収まるまでじっと待ったのかもしれません。
その場では、それが一番安全だと心が判断したのです。
あとで後悔することがあったとしても…
あの時のあなたは、あの場所で自分を守ろうとしていたのです。
たとえば、子どもの頃から「親の機嫌を取ることで平和を保ってきた人」の場合は、相手の機嫌をなおすために必死になりやすいです。
「注意されたこと」以上に傷つくことがある
同じように注意されても、すぐに気持ちを切り替えられる人もいれば、何日も引きずってしまう人もいます。
その違いは、単純な「性格の問題」ではありません。
注意された内容だけではなく、相手の言い方や表情、その時の自分の疲れ具合、これまでの経験など、いろいろなものが影響します。
特に影響しやすいのが「子どもの頃」の経験です。
何かできないたびに、「どうしてこんなこともできないの」「ちゃんとしなさい」「迷惑をかけないで」と言われてきた場合。
仕事で注意された時に、目の前の出来事だけではなく、昔の痛みまで一緒によみがえることがあります。
うまく切り替えられない時
注意された後に、「次から気をつけよう」「もっと頑張ろう」と思える日もあるでしょう。
でも、そう思えない日もあります。
もう何もしたくない、会社に行きたくない、誰にも会いたくない。
そんな日もあります。
そのような時に、無理に前向きにならなくても大丈夫です。
心が傷ついている時に必要なのは、反省よりも先に、安心することだからです。
「次はどうするか」を考えるのは、気持ちが少し落ち着いてからでも遅くありません。
まずは立ち止まって、傷の状態を確認する。痛かったことを認める。少し休む。
…心も、それと同じです。
一人で整理できない気持ちもある
頭では、
「いつまでも気にしても仕方がない」
「次から気をつければいい」
と分かっていても、心がついてこないことがあります。
頭で理解できることと、心が納得することは、同じではありません。
頭では「もう終わったこと」と分かっていても、心はまだ、あの時の怖さや悔しさを抱えたままなのです。
心が落ち着くまでには、どうしても時間がかかります。
だから、頭だけで理解して、無理に前へ進もうとすると、かえって心と体に負担がかかることがあります。
「気にしないようにしなきゃ」
「早く切り替えなきゃ」
「もっと頑張らなきゃ」
そう思えば思うほど、心は置いていかれてしまいます。
すると、言葉にできなかった苦しさが、体の反応として表れることがあります。
たとえば……
- 会社に行くことを考えるだけで、動悸がする。
- 朝になると、お腹が痛くなる。
- 職場の近くまで行くと、息が苦しくなる。
- 注意した相手の声を聞くだけで、体がこわばる。
- 夜になると、あの日のことを思い出して眠れない。
- 何度も目が覚める。
- 食欲がなくなる。
- 涙が出たり、何もする気になれなくなったりする。
このような反応が出ると、「こんなことで体調を崩すなんて」「自分は弱い」「もっとしっかりしなきゃ」と、さらに自分を責めてしまう人がいます。
でも、これはあなたが弱いからではありません。
心が受け止めきれなかったものを、体が代わりに伝えているだけです。
「もう無理をしないで」
「まだ怖いよ」
「少し休ませて」
そんな心からのサインが、体に表れていることもあるのです。
不調が出た時に必要なのは、さらに頑張ることではありません。
すぐに元気になろうとしなくても大丈夫です。
心が追いつくまで、少し待ってあげてもいいのです。
その方が、心も体も、結果的には早く回復していきます。
立ち止まると、焦ると思います。
「このまま元に戻れなかったらどうしよう」「もっと悪くなったらどうしよう」と、不安になることもあるでしょう。
でも、休むことは、何もしていないことではありません。
傷ついた心を落ち着かせ、疲れた体に力を戻していくための、大切な時間です。
無理に前へ進もうとしなくても大丈夫。
今は、これ以上つらくならないように、自分を守ることを優先していいのです。
心と体が少しずつ「もう大丈夫かもしれない」と感じられるようになると、自然と次のことを考えられるようになります。
焦る時ほど、焦らなくて大丈夫です。
今のあなたに必要なのは、頑張ることよりも、安心できる時間なのかもしれません。
…それでも、どうしても不安や焦りが出てくる時。
ひとりで考えていると、同じことが何度も頭の中を巡って、ますます苦しくなることがあります。
そんな時は、Pocheと話してみませんか?
「仕事で注意されたことが忘れられない」
「会社に行くのが怖い」
「自分を責めるのをやめられない」
今感じていることを、そのまま言葉にしてもらえれば大丈夫です。
ひとりで抱えている時には見つからなかった気持ちも、誰かと一緒にゆっくり整理することで、少しずつ見えてくることがあります。
メールカウンセリングなら、相手の表情を気にせず、自分のペースで言葉を選ぶことができます。
すぐに返事をしなくても大丈夫。
泣きながら書いても、まとまらないまま送っても大丈夫です。
ひとりで前に進めない時は、誰かと一緒に立ち止まることも、回復のための大切な一歩です。
あなたが少しでも安心できるように。
今抱えている気持ちを、ひとつずつ一緒に整理していけたらと思っています。


