「考えすぎ」「気にしすぎ」「こうすればいい」:なぜ正論ほど苦しくなることがあるのか
Sponsored Links

こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
今日の記事は、「正論がつらい時」について。
誰かに相談した時、
「考えすぎだよ」
「気にしすぎじゃない?」
「こうすればいいだけだよ」
「なんでそんなことで悩むの?」
そんなふうに言われて、余計につらくなってしまったことはありませんか?
言われたことは、まったく間違っているわけではないのかもしれません。
頭では、「たしかにそうかもしれない」と分かることも、あるかもしれません。
でも、モヤモヤして、心がついてこないことがあります。
「正しい=救われる」
…とは限らないのです。
頭では分かっているのに心がついてこないあなたへ
もし相手があなたに、明らかにひどいことを言っているなら、「それは違う」と反発しやすいかもしれません。
でも、「あなたのためを思って」と言われたり、どこかに「正しさ」のようなものを感じると、言われた側は反論しにくくなります。
「たしかにそうかもしれない」
「でも、それができなくて苦しいんだけどな」
「分かっているのに、できないから悩んでいるんだけどな」
そんな気持ちが言えないまま、心の中だけが苦しくなることがあります。
正しいことを言われたのに、納得できない。
励まされたはずなのに、悲しくなる。
アドバイスをもらったのに、なぜかイライラする。
…これらのことに当てはまるなら、
言われたアドバイスが「今のあなたに合っていない」のかもしれません。
今のあなたが、求めていない答えだったのかもしれません。
シンプルに、ただそれだけのこともあるのです。
正論が「つらい」理由
つらい時に言われる正論は、「頭ですでに分かっている」ことだったりします。
「それができたら苦労しないよ!」と言いたくないようなことも、あるのではと思います。
頭では分かっている。
分かっているけれど、それができないから困っている。
できない自分を責めて、もう十分苦しくなっている。
…そんな時に正論を言われると、心は「分かってくれない」と孤独を感じます。
分かっているのに動けない時。
心が求めているのは、ただ正しい答えではなく、「つらかったね」「それは苦しかったよね」という一言だったりするのです。
心の順番について
たとえば、一生懸命走っていて、転んでしまった場面を想像してみてください。
転んだ瞬間、ひざが痛くて、恥ずかしくて、びっくりして、涙が止まらない。
そんな時に、まず必要なのは何でしょうか。
「なんで転んだの?」と原因を聞かれることでも、
「次からはこうすれば転ばないよ」と説明されることでもないはずです。
まずほしいのは、「大丈夫?」「痛かったね」と、心配してもらうことや、そっと手を差し伸べてもらうことではないでしょうか。
心には、順番があります。
先に必要なのは、理解されること。
気持ちを受け止めてもらうこと。
安心すること。
…そのあとで少しずつ、「どうしてあんなに痛かったんだろう」「次はどうしたらいいだろう」と考えられるようになります。
だから、正論がつらい時は、まだ心が傷ついたままなのかもしれません。
今はまだ、「答え」より先に、「わかってほしい」を必要としているだけなのです。
そのサインを無視して、無理に納得しなくて大丈夫です。
どうせ話しても無駄?
正論で返されることが続くと、「どうせ話しても無駄」「誰にも分かってもらえない」と、だんだん話すこと自体をあきらめたくなることがあります。
でも…
ここであきらめてしまわないでほしいのです。
あなたのことを知りたいと思っている人もいます。
分かりたいと思っている人もいます。
ただ、今はまだ周りにいなかったり、見えていなかったり、出会えていないだけなのかもしれません。
分かってもらえなかった経験があると、心はすぐに「もう無理だ」と感じやすくなります。
でも、本当にそれだけで決まるわけではありません。
今まで出会った相手に届かなかったからといって、これから出会う人にも届かないとは限らないのです。
もし今、こうしてこの記事を読んでくださっているなら。
このアカウントをフォローしてくださっているなら。
それはきっと、あなたの中に「分かってほしい」という気持ちがまだ残っているからだと思うのです。
安心したい。
否定されずに話したい。
少しでも軽くなりたい。
自分の感じ方を、そのまま受け止めてほしい。
…そんなふうに、心がちゃんと必要なものを求めているのだと思います。
心に必要なもの
Pocheのメールカウンセリングは、「心に必要なもの」を大切にしています。
あなたがどうしてその言葉で苦しくなったのか、
本当はどんな言葉がほしかったのか、
どこで心が止まってしまったのか…
そういうことを、急かさず、責めずに、一緒に見ていくことができます。
うまく話せなくても大丈夫です。
まとまっていなくても大丈夫です。
「正論がしんどかった」
その気持ちからでも、十分に始められます。
一度、話してみませんか?
あなたが今ほしい言葉は、きっとどこかにあります。
そしてその言葉は、あなたの心を甘やかすものではなく、これから少しずつ前に進むための支えになってくれるはずです。
今日この記事を読んでくださったあなたが、
「受け入れられない私が悪いわけじゃなかったんだ」と、少しでも思えますように。


