頑張っているのに満たされないあなたへ:その虚しさには理由があります
Sponsored Links
心理カウンセラーのPocheです。
- ちゃんと頑張っているのに、自分で自分を認められない。
- 頑張りたいけど、「頑張っても無駄」「どうせ」という思いが残る。
- 頑張っても、満たされない。
- 特に大きな問題があるわけでもないのに、虚しくなる。
- 誰かと比べて、自分に価値がないと思う。
日々の生活、仕事、人間関係で、こんなふうに感じることはありませんか?
この記事でお伝えしたいのは、こんなふうに感じるのは「何もおかしなことではない」というメッセージです。
頑張りが足りていないとか、
性格を変えなきゃいけないとか、
そういうことではありません。
その感覚には、ちゃんと理由があります。
「満たされない感覚」の正体

本来、頑張って成果を出したときや、誰かに認めてもらったとき、私たちの心は“嬉しい”“満たされた”と感じるようにつくられています。
…ではなぜ、頑張っても満たされない人がいるのでしょう?
その理由のひとつに、
“心の土台となる部分”がまだ十分に満たされていないということがあります。
本当に満たされるためには、次の順番が必要になります。
心が満たされる3つのステップ
① 誰かに十分に受け入れてもらう経験
(安心・共感・やさしさ・否定されない関わり)
② 優しさを受け取る感覚を 心が覚える
③ その後でようやく、
“自分でも自分を満たせる” ようになる
つまり、いま自分を満たすことが難しいと感じているのは、
①の「受け入れられる経験」が足りていない可能性があります。
この部分は本来、子どもの頃に満たされる部分です。
- 何かが出来ても出来なくても、自分の価値は変わらないこと。
- 無条件で、「自分のそのまま」を愛してもらえるという実感。
- 気持ちを受け止めてもらえるという、安心感。
…そんな経験が十分にあると、「①」が満たされていきます。
反対に「①」が満たされにくいのは、次のような環境下です。
・気持ちを受け止めてもらえなかった
・がんばったのに十分に認められなかった
・安心できる大人が少なかった
・甘えたくても甘えられなかった
・泣いたら「弱い」と言われた
・褒められるより注意されることが多かった
このような環境下では、
心は“優しさの受け取り方” を知らないまま大人になってしまいます。
なぜか「満たされない」「まだ足りない」という感覚だけが残ってしまいます。
大人になって影響するもの

・どれだけ頑張っても満足できない
・成功しても「まだ足りない」と感じる
・安心より不安が先に来る
・嬉しさが長続きしない
・本当の自分がどこか虚しい
こうした感覚はすべて、
“まだ満たされていない心の部分がある” だけ。
きっとあなたは、もう充分すぎるほど頑張り続けてきました。
でも、頑張りだけで満たせない場所が心の中にはあるんです。
ステップ①が満たされていない状態で
「もっと自分を愛そう」
「自分を認めよう」
「自分を大事にしよう」
…と言われても、心は受け取り方を知らないのでうまく響きません。
それはあなたの努力不足でもなく、性格でもなく、まだ土台が整っていないだけなんです。
Pocheメールカウンセリングでできること
・あなたが満たされずにきた理由
・子どもの頃のどんな経験が影響しているか
・どこが今も心の痛みとして残っているか
・何があれば心が“安心”を思い出せるのか
こうしたことを、あなたのペースで一緒に丁寧に見つめていきます。
アドバイスを押しつけたり、正しさで上書きしたりはしません。
あなたの気持ちをそのまま受け取りながら、少しずつ、心の土台を整えていくようなイメージです。
ひとりで抱え込んでしまいやすいものです。
でも本当は、ひとりで抱えなくていいんですよ。
この時期は特に、心の調子が崩れやすいタイミング。
「少し話してみたいな…」と感じたときは、いつでも安心して頼ってくださいね。
あなたの心が、ゆっくりと“安心で満たされる感覚”を思い出していけますように。



