本当は怒っているのに、 なぜか“優しい人”でいようとしてしまうあなたへ
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。

本当は、怒っていた。
でも、その場では我慢した。
平気なフリして、笑った。
「大丈夫」と言った。
フリーズした。
言い返せなかった。
上手に対応できなかった。
そんな経験は、ありませんか?
怒りを抑えると、なぜこんなに疲れるのか
「怒り」は、感情の中でもとてもエネルギーの大きいものです。
体でいうと、アクセルを強く踏んでいる状態。
心拍数が上がり、筋肉が緊張し、体は“戦う準備”をしています。
怒りを抑える状況を例えるなら、
『全力でアクセルを踏みながら、同時にブレーキもかけているような状態』です。
だから、怒りを我慢すると疲れます。
エネルギーを大量に使っているので、心も体も消耗してしまうのです。
抑え込んでも怒りは消えない
厄介なのは、こんなに頑張って怒りを抑えても、「怒りが消えない」ことです。
怒らないように頑張れば頑張るほど、「怒り」は膨らみ、それを抑えるために消耗し続けます。
怒りを押さえ込んだつもりでも、心の奥に残り続けます。
数年経っても、ふとしたきっかけで当時の怒りがそのまま再生されることがあります。
「あのとき本当は、言い返したかった」
「なんであんな言い方をされたんだろう」
「やっぱり許せない」
そんなふうに、まるで時間が止まったかのように、当時の感情がそのまま蘇ることもあるのです。
そしてこれは、「未練や執着」といった言葉で片付けられるようなものではありません。
怒りをぶつければスッキリするのか?
「怒りは放っておいても消えない」とお伝えしました。
「じゃあ、ぶつければいいの?」と思われるかもしれませんが、
実はそうとも限りません。
その当時、生まれた感情が『純粋な怒り』なら、怒りをぶつけることでスッキリします。
でも、怒りをぶつけてもスッキリしないどころか、逆にモヤモヤや罪悪感が膨らむことがあります。
それは、怒りの奥に別の感情が隠れているときです。
この場合、怒りをぶつけてもスッキリしません。
なぜなら、本当にぶつけたいのは『怒り』ではないからです。
怒りの裏にあるもの
たとえば…
寂しさ、不安、悲しさ。
「会いたかった」
「わかってほしかった」
「察してほしかった」
そんな気持ちが素直に言えず、代わりに怒りとして出てくることがあります。
「どうせ私のことなんて!」
「なんであなたはいつも!」
そんなふうに、一見すると『激しい怒り』に見える鋭い言葉の奥には、
「大切にしてほしかった」「受け止めて欲しかった」という純粋な願いが隠れていることもあるのです。
なぜ「怒り」になるのか
寂しさや不安をそのまま伝えるのは、とても勇気がいります。
「拒絶されたらどうしよう…」
「重いと思われたらどうしよう…」
そんなブレーキがかかると、本当の気持ちの上に“怒り”でフタをしてしまうことがあります。
表向きは怒り。
でも内側には、寂しさや不安がある。
だから怒りをぶつけても、どこかスッキリしません。
それは、本当に伝えたい感情(寂しさや不安)を相手に言えていないから。
怒らないことで守ってきたもの
もしかするとあなたは、
怒らず、波風を立てず、我慢して、相手に合わせることで、人間関係を守ってきたのかもしれません。
怒るより、飲み込む方が安全だったのかもしれません。
言い返すより、笑う方がうまくいったのかもしれません。
子どもの頃の経験から、「怒るのは良くないことだ」「怒る人になりたくない」と、自分を律することもあります。
すると…
怒らない自分に慣れてしまいます。
怒ることが、「とてつもなくダメなこと」に感じてしまうこともあります。
「怒れないのがダメだ」と言いたいのではありません。
怒らないことで守られたものも、たくさんあったはずです。
理不尽な状況でも、たくさん頑張ってきたはずだからです。
その上でそっとお伝えしたいのは、「怒りは悪い感情ではない」ということです。
怒りを感じるのは自然なこと。
それをどう扱うかが大事なのです。
たくさん我慢しても、怒りが爆発してしまったら、関係が壊れてしまうこともあります。
だからこそ怒りは「溜め込まない方がいい」のです。
相手を気遣うように、自分の怒りも気遣ってみてほしいのです。
もし今、
・怒る自分が怖い
・優しくいられない自分が嫌
・でも我慢も限界
そんな揺れの中にいるのなら、
Pocheのメールカウンセリングで、その気持ちを一緒に整理してみませんか?
怒りは、誰かに打ち明け、受け止めてもらうだけで小さくなることがあります。
怒りの裏にある感情がわかれば、それだけで涙が出るほど落ち着くこともあります。
怒りを消すのではなく、整える。
怒りを爆発させず、少しずつ外に出していく。
そこから、人間関係は少しずつ変わっていきます。
本当は怒っているのに、優しい人でいようとしてしまうあなたへ。
この記事をここまで読んでくれているのなら、そろそろ自分も大切にしていい頃かもしれません。


