【NPD】自己愛の強すぎる母がもつ『3つのD』とその方法~実はあなたは悪くなかった

こんにちは。

心理カウンセラーPocheです。

今日の記事は、自己愛の強すぎる母親があなたに使う手法についてお伝えします。

 

これまでのあなたとお母さんの関係を思い出してみて下さい。

 

母親と違う意見を言った時、ケンカした時、話し合おうとした時…。

いつも最後は、「あなたが悪い」というような終わり方になっていませんでしたか?

あなたが被害者だったはずなのに、最終的には「加害者」のようにされていませんでしたか?

「こんなことなら話さなければよかった」「もう言わないでおこう」と決意したことも、あったのではないかと思います。

 

でも本当は、あなたは悪くありませんでした。

 

今はまだ信じられないかもしれないけれど、あなたは悪くなかったのです。

この記事を通して、「私が悪かったんだ」と無理やり納得した過去のできごとを正しく整理できることを願っています。

 

※自己愛性に関する過去の記事※

>>自己愛性パーソナリティ障害とは

>>自己愛の強い母親の特長

>>子どもを愛せない5人の母親

 

自己愛の強い母がもつ『3つのD』

 

自己愛の強い母親が子どもに使う手法は、実に似ています。

現に、こういった母親を持つ子どものグループセッションにおいては、「えっ!それ私も言われた!」とか「うちだけだと思ってた…びっくり」なんて言葉が飛び交います。

「もしかしてあなたと私のお母さん、一緒?笑」と、クライエント同士が冗談を言う場面も珍しくありません。

 

  1. 『Deflection』、回避
  2. 『Denial』、否定
  3. 『Drama』、ドラマ(脚本)

 

自己愛の強い母親が使う手法は『3つのD』で表現できます。

この記事では3つのDの手法について、お伝えしていきます。

「あっ、これ私も経験した」というものが、きっとあるはずです。

 

1.『Deflection』回避

自己愛の強い母親は、自分を批判されることを極端に嫌います。

自分がもつ完璧な「自分のイメージ」を誰にも傷つけられたくないのです。特に、子どもには。

 

こういった母親が得意とするのが「批判をそらす」ことです。

自分の発言や行動を批判された時でさえ、自己愛の強い母親は批判の矛先をそらします。こんな風にです。

 

A子さんは、母親の言葉によって、どれだけ自分が傷つき悲しんだか勇気をもって伝えた。
すると母親はA子さんを睨みつけ、「あなたに酷く傷つけられたわ」と言い放った。そのあと泣きながら「あなたは、私が悪い母親のように言うのね」と責めた。それを見た父親や兄弟も、A子さんを責めた。
母親が泣いたら、自分が悪者になって話は終わり…。これがいつものパターンだった。

 

A子さんは母親に傷つけられた被害者でした。

でもこの母親は「A子さんによって自分が傷つけられた」と被害者ぶり、話の矛先を変えたのです。

この後A子さんが罪悪感に押しつぶされそうになったことは、言うまでもありません。

 

 

2.『Denial』否定

Poche

自己愛の強い母親は、自分が間違っていることを認めようとしません。

自分が正しいと思っていることを示すためなら、どんな事だってします。嘘も平気で言います。

約束したことを「約束していない」と言い、貸したものを「貸してない」と言い、言ったことを「聞いていない」と言い、やったのに「やっていない」と言い張ります。

 

自分だけが嘘をつくのならまだしも、「真実」を伝えたあなたを嘘つき呼ばわりすることもあります。このようにです。

 

B子さんは、「車検のお金がない」という母親に10万円貸したことがあります。そのお金は来月返すからということでしたが、翌月になって「そんなお金は借りていない!」と言い出しました。
お金を引き出した時の通帳を見せても、「あんたの勘違いだ」「あんたが使ったんだろう。私は知らない」と言い張ります。父親からも「お母さんを怒らせるな」と言われてしまい、B子さんは途方に暮れてしまいました。

 

自己愛の強い母親はあまりに堂々としているので、周りは信じ込みます。

だから子どもも、「私がおかしいのか?」「私の気のせいだったのか」と納得するしかないことがあります。

それが「嘘」にもかかわらず…。

 

 

3.『Drama』、ドラマ(脚本)

自己愛の強い母親は、自分の脚本のようなものを持っています。

その脚本の中身は、こうです。

 

  • 私は常に正しい。でもあなたは、いつも間違っている。
  • 私は完璧。でもあなたは、欠点だらけ。

 

自己愛の強い母親が他人を判断する基準は、『自分を支持するかどうか』で決まります。

母親の言うことに賛成するなら、「いい子」「いい人」です。

でも母親の言うことに反対するなら、「ダメな子」「悪い子」「最低の人間」「親不孝」と罵られます。

 

自己愛の強い親と一般的な親の違うところは、子どもが自分に反抗した時の行動です。

一般的な親も、必要があれば子どもを叱ります。

ダメなことはダメと、伝えます。

 

でも自己愛の強い親は「子どもが“この私の”言うことを聞かなかった」という事実に耐え切れず、傷ついた獣さながらに全力で子どもを攻撃します。

自分の行動や言葉が、子どもにどれほどの影響を与えるか一切お構いなしに…。

これはもはや「叱る」ではなく、「攻撃」としか言いようがありません。

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「親の都合」で勝手に攻撃される

 

自己愛の強い母親は、自分の気分で子どもを攻撃します。

自分が何かで不安定になっていたり、落ち込んで自信を無くしていたりする時に、「わざわざ子どもの欠点を探して」批判を繰り出します。

あなたをこき下ろすことで、自分が優位に立とうとするのです。

 

あなたが楽しそうなら、わざと落ち込むような話題を投げかけます。

あなたが幸せそうなら、「あんたなんか」「人生そんなうまくいかない」とあなたの気分を下げようとします。

あなたが自信に満ち溢れていたら、「それくらいで」「調子に乗るな」と自信をへし折ろうとします。

 

あなたの目は小さい、形が変だ、鼻が大きすぎる、低すぎる、みっともない、太りすぎている、痩せすぎている、脚が太い、肌が汚い・・・

このようにあらゆる言葉を使って、子どもの心を傷つけます。

 

けなすだけではなく、あなたをおだてて達成できないような理想を押し付け、「なぜできないの!?」と強く批判することもあります。

あなたがその先どれだけ成功しようとも、「あの時、あなたは達成出来なかった」と何年も何十年も言い続けます。

 

ふつうの親は「できたこと」を覚えて子どもを励ましますが、自己愛の強い親は「できなかったこと」を覚えて子どもの自信を失わせるのです。

 

 

あなたは欠点だらけ?

Poche

 

こういった自己愛の強い母親のもとで育てられると、「自分は欠点だらけで取るに足らない人間だ。価値がない」と思い込むようになります。

 

  • 何かが出来ても、「これくらいで」と喜べません。
  • 何か頑張っても、「みんなやっている」「当たり前だ」と喜べません。
  • 誰かに褒められても、「こんなことくらいで…」と喜べません。

 

子どもの頃あなたは『喜ぶと良くないことが起こる(=母親が邪魔をする)』と学んだから、脳がブレーキをかけているのです。

「こんな性格なおしたいです」と訴えるいクライエントが、大勢います。

 

でも違います。

これは、あなたの性格のせいではありません。

あなたの育った環境が、そう思わせているだけ。

 

だから、なおすのは性格じゃありません。

「自分の捉え方」です。

 

自己愛の強い母親が植え付けた「間違った捉え方(=嘘)」に気づき、「本当の自分」を認識していくことです。

メールカウンセリングでは、こういった「母親が植え付けた嘘」を一緒に見つけていくことも出来ます。

 

「自己愛の強い母親だったかもしれない…」

少しでもそう感じた方は、一度ご相談いただければと思います。自信を取り戻せるかもしれませんから。

 

 

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「無理しなくていい」「自分を優先していい」。そう思えるようになる本。

『今日は、無理しない日』

 

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Posted by poche