【子どもが苦しむ親】子どもに完璧を求め続ける「完璧主義者」の親~毒親

こんにちは。心理カウンセラーPocheです。

今日は子どもに完璧を求め続ける「完璧主義者」の親について、お伝えしていきます。

 

このタイプの親は、他人から見た時に「教育熱心な親」に見えるのが特徴です。

先生から評判が良い事も多く、子どもは誰にも助けを求められないまま『良い子』を演じ続けます。

そうしないと、その家で生きていけないからです。

 

でも親の求める『完璧』は、果てしなく続きます。

達成しても、達成しても、終わりがありません。どこかの段階で、親の期待に応えられない時がやってきます。

 

すると子どもは
自信を失います。

 

 

自信を育てるはずの家庭で、自信を失うことの重大さを「このタイプの親」は自覚していません。

それどころか「私の願いを叶えられないダメな子」の烙印を押します。

傷ついているのは子どもなのに、「あなたにはガッカリさせられた」と親が被害者面をします。

 

そしてガッカリした親を見て、子どもは自分を責めます。

 

  • 「自分がもっと頑張れば」
  • 「○○ちゃんみたいに、うまく出来れば」
  • 「もっと自分に能力があれば」
  • 「私がこんな性格じゃ無ければ」

 

でも違いますよ。

あなたの親は、あなたがどれだけ頑張っても満足してくれませんでした。

 

勉強を頑張るようになれば、100点をとれと要求したでしょう。100点をとれるようになったら、毎回100点をとれと要求します。

良い成績をとって「良い高校」に行くことを求められ、それを叶えたと思ったら、次は「良い大学に行け」というでしょう。

良い大学に入った後は、良い就職先に就けと言います。良い就職先についたとおもったら、良い結婚相手を見つけろと言うでしょう。

良い結婚相手を見つけたと思ったら、早く子どもをつくれと言います。子どもを授かったら、次は「その子」についてあれこれ口を出し始めます。

 

このように完璧主義者の親の要求には、終わりがありません。

 

本当は親がガッカリしたのも、あなたに失望したのも、『あなたのせい』ではありませんでした。

親が勝手に無茶な期待を抱き、勝手にガッカリし、勝手に失望したのです。

 

この記事の目的は、あなたの親を悪く言うことではありません。

あなたの親が『あなたにどのような影響を与えたのか』を知ってもらうことです。

 

親に感謝することと、あなたに与えた影響を知ることは『別問題』。

あなたの親が「あなたにどのような影響を与えたのか」を知ることが、今抱えている問題を解決する大きなヒントになるかもしれません。

Sponsored Links

子どもに完璧を求め続ける「完璧主義者」の親とは

Poche

このタイプの親には、5つの特長があります。

 

1.子どもにプレッシャーをかける

完璧主義者の親は、何事も完璧に成し遂げるように子供に要求します。

学校のイベント、入試、就職など子どもが「心のサポート」を必要とする時に大きなプレッシャーをかけます。

子どもの心を支えるはずの親が、期待とプレッシャーで子どもを追い詰めてしまうのです。

 

 

2.実現不可能な高い基準を設ける

完璧主義者の親は、子どもの性格や性質を見ることなく、子どもが実現できないような「高い基準」を要求します。

達成しても、達成しても、終わりがありません。彼らは満足することを知らないからです。

 

「やって当たり前」と、当然のように要求します。出来ないと責めます。

「なぜできないんだ」「ダメな奴だ」と直接攻撃することもあれば、「こんな子に育てた覚えはない」「○○さんのお宅は…」などと罪悪感に訴えてくることもあります。

 

 

3.言動が強迫観念的

整理整頓や清潔さを「異常」なほどまでに要求する親がいます。

どの家庭でもある程度の清潔やや整理整頓が必要なのは当然のことですが、完璧主義者の親は、子どもの食事、睡眠、掃除、喋り方、そのほか全てについて「自分の基準を守らせよう」として子どもに苦痛を強います。

 

子どもが「子どもらしくあること」が認められません。許せないのです。

 

 

4.「人がどう思うか」が大事

他人の前でどうふるまうか、子どもに強制する親もいます。

他人の前で、「親の理想の家族」を演じさせられることもあります。言葉でハッキリ伝えられることもあれば、親の態度で子どもが「こうした方が良いな」と察することもあります。

 

このタイプの親は「子どもがどう思うか」や「子どものため」よりも、「一家が他人の目にどう映るか」の方が大切なのです。

親が望むように、子どもが完璧に演じることを期待しています。

子どもはそれを無意識に感じ取り、親が求める「良い子」を演じます。

 

 

5.心の状態まで支配する

完璧主義者の親は、美、地位、権力、お金を宗教的なほどに崇拝します。

外見や行動ばかりではなく、子どもの心の状態まで完璧でなくては満足しない親もいます。

 

子どもが悲しんだり、怒ったり、不安になったり、弱音を吐いたりすることが認められないのです。

「そんなんじゃ大人になってやっていけないわよ」と言葉で制する親もいれば、明らかに不機嫌になって沈黙することで「そんな言葉は言うな」とプレッシャーを与える親もいます。

Sponsored Links

このタイプの親に育てられると…

Poche

 

このような親に育てられると、大人になった時に次のような悩みを抱えやすくなります。

 

  • 自分が「どんな人か」ではなく、「何をしたか」によって価値が決まると感じる
  • いつも何かに追いたてられ、強制されているように感じる
  • あとになって「ああすればよかった」と思ったり、自己不信に陥ることがよくある
  • 誰かに「出来ている」と褒められても、自分ではそう思えない
  • 何をやってもうまくいかないように感じる
  • 抑うつ感が募る

 

 

親が完璧ではないのに…?

 

完璧主義者の親が「完璧なのか」というと、そうではないケースの方が多いです。

ある程度の地位・名誉を得ていることもありますが、「子どもに求めているほど完璧ではない」ことがほとんどです。

このタイプの親にとって、自分が完璧かどうかは関係ないのです。

 

完璧主義者の親は、自分の夢と子供の夢を区別することが出来ません。

自分が達成したかった夢を子どもに達成させようとします。だから、子どもが出来ないと怒ります。責め立てます。

 

完璧主義者の親を持つ子どもに必要なのは、「ベストを尽くせばいいよ。結果がどうであろうと、私はあなたを誇りに思っているよ」という言葉です。

でもこのタイプの親を持つ子どもが、その言葉を聞くことは永久にありません。

 

このタイプの親は、子どもの失敗や欠点ばかりに注目します。

「何が出来たか」「どう頑張った」には、興味がありません。

 

厄介なのはそうした親が「子どもに愛情を与えない理由」として、「お前がちゃんとできていないからだ」「あなたが期待に応えないからだ」と子供を責めることです。

言葉でストレートに言われていなくても、親の態度で子どもは察します。親の無言の圧力に他なりません。

 

  • 日々の生活で「満たされない何か」があるような気がする
  • フラストレーションから抜け出せない
  • 「ああすればよかった」と後から後悔することが多い
  • 他人の欠点ばかり目についてしまう
  • 「ふつうはこうだろ?」と、誰かにイライラしがち

このようなことで日々悩んでいるのなら、『完璧主義者の親』の影響を強く感じている可能性があります。

この影響は、薄くした方が楽です。

 

あなたを苦しめている原因が、過去のどの段階で作られてしまったのか。

メールカウンセリングを通して、一度ご相談いただければと思います。

Poche

 

 

▼何度も、何度も読み返したくなる…▼
「無理しなくていい」「自分を優先していい」。そう思えるようになる本。

『今日は、無理しない日』

 

▼「本当にうまくいった」の声、続々!▼
何をやってもうまくいかない……そんなあなたに贈る本。

『がんばるのをやめたら うまくいった』

 

▼親との関係に悩んでいる人へ▼
「なぜか生きづらい」「なんかしんどい」の思いもよらない原因が、きっと見つかる。

『あなたはもう、自分のために生きていい』

▼ twitter ▼

▼ Instagram ▼