【親子逆転】姉には狼、妹に子羊になる毒親~兄弟姉妹で態度が違う親の心理

こんにちは。心理カウンセラーPocheです。

今日の記事は、『兄弟姉妹』がいる場合の親子逆転についてお伝えしていきます。

 

親子逆転というのは、その名の通り『親と子の役割が入れ替わる』ことです。

掃除や家事など『物理的な面』というよりは、精神面での役割逆転を意味します。

※「親子逆転って何?」という方へ。【>>こちら】の記事に詳しい概要まとめています。

 

多くの場合、親は全ての子どもに「親子逆転」を求めません

 

兄にだけ、弟にだけ、姉にだけ、妹にだけというように、『ターゲットを一人に絞る』ことが多いです。

兄弟姉妹全員に対して親子逆転をしているように見えても、そのうちの1人にだけ極端な負担がかかっていることがほとんどです。

 

今日はその理由について、少しお話していきますね。

この先の記事を読むのが怖い…と言う人もいらっしゃると思うので、大切な事を1つお伝えしておきます。

 

親子逆転をされた子どもが
悪いのではありません。

 

あなたは、悪くありません。

親に大事にされた妹が良くて、あなたがダメだったのではありません。

親とうまくやっていた兄が良くて、あなたの努力が足りなかったわけでもありません。

 

親が勝手に
あなたを選んだのです。

 

だからもう、自分を責めないでほしいです。

あなたがダメだったから、あなたが悪かったから、『そうなった』のではありません。

そのことが少しでも伝われば…と思い、この先を書き進めていきます。

 

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姉には狼、妹には子羊になる親

 

冒頭でもお伝えしたように、親子逆転を行う親は『ターゲット』を決めます。

兄弟姉妹がいる場合は、そのうちの一人が犠牲になることが多いです。

 

上の子どもが犠牲になることもあれば、下の子どもが犠牲になることもあります。

どの子が犠牲になるのかを決めるのは、『その親』です。

(一概には言えませんが、クライエントの傾向を見ていると『上の子ども』が被害に遭うことが多いように感じます)

 

「私の性格のせいですか?」

とおっしゃるクライエントさんも多いです。

 

妹のように素直だったら…

弟のようにワガママが言えたら…

兄のように勉強が出来たら…

姉のようにしっかりしていたら…

 

「親は私に優しくしてくれたのではないか」と、考えます。

親が悪いのではなく「自分が悪かったのだ」と、自分を責めます。

 

自分が悪いのであれば、自分が頑張って努力すれば「親に認めてもらえる」かもしれません。

だから親ではなく、自分が悪かったと思い込みます。

 

…違いますよ。

 

あなたの性格のせいで、親子逆転が起こったのではありません。

あなたがどんなに良い性格でも、どんなに能力があっても、どんなに容姿が良くても、あなたと親の間に親子逆転は起こってしまったでしょう。

 

親子逆転が起こるのは、子供の側の問題ではなく『親側の心の問題』だからです。

 

あなたの性格が出来上がるよりずっと前に、すでに親子逆転が起こっています。

「こんな性格変えたい…」と思ってしまうその性格こそが、親子逆転によってつくられたものと言ってもいいでしょう。

 

 

「愛してほしい」と言えない親

 

親子逆転が起こっている時、親とあなたの立場は入れ替わっています。

つまり、親が子ども。あなたが親です。

 

親は本当は、あなたに「愛して欲しい」「認めてほしい」と思っています。

…でも言えません。

 

素直に愛して欲しいという代わりに、あなたを苛めます。攻撃します。

子どもが親に注意を向けてほしくて、わざと悪いことをするのと同じ心理です。「こっちを見て!」「私を見て」「愛して」と、親が子どもに求めています。

 

過干渉の親の場合は「心配」や「恩着せ」という形で、あなたを束縛しようとすることもあります。

そうすることであなたに感謝させ、「お母さんが大切」だと言わせようとします。子どもはそれに気がつかず「私はとても愛されている」と思い、親を悪く言うことへの罪悪感を膨らませます。

(どちらも普通の親子関係では、子どもが叶える必要のない欲求です)

 

困った時に頼るのは…

兄弟姉妹で、親の態度が違うのはよくあることです。

 

例えば姉には『狼』のように接し、妹には『子羊』のように接する親もいます。

この場合、親が優しい笑顔を向けるのは妹です。

姉には心無い言葉を浴びせ、褒めるどころか足らざるところを指摘します。

 

さて。
この親が困った時に頼りにするのは誰だと思いますか?

 

苛めていた姉です。

優しくしていた妹ではなく、苛めていた姉の方を頼ります。

(過干渉の場合は少々複雑ですが、「干渉していた子ども」の方を頼ります)

 

親子逆転で「親」を演じる子どもは、大人になってもずっと親から求められます。

親から離れたくても、離してもらえません。

そうこうしているうちに、子どもの側も「親から離れるのが怖い」と感じるようになってしまうのです。

 

事実、私のカウンセリングルームには50代、60代の方が多く訪れます。

親子逆転の親はそれほどまでに長い間、子どもの心と体を縛ってしまうのです。

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高齢になると『束縛』は加速する

Poche

 

当然のことながら、親も歳をとります。

厄介なのは、高齢になればなるほど親の束縛が加速することです。

 

年齢とともにパワーはなくなるので、以前のように怒鳴り散らすことはなくなるかもしれません。

もしかすると、「以前より落ち着いてきた」ように見えるかもしれません。

 

しかし多くの場合、高齢になるにつれてコントロールする手段が変化しているだけです。

親は、大人になったあなたが「ただ怒るだけ」では、言うことを聞いてくれないことを知っています。

 

だから拗ねたり、不機嫌になったり、不安そうにしたり、恩着せがましいことを言ったり、罪悪感を持たせたり…

『怒り』以外の手段であなたをコントロールしようとします。

 

もしかして、
うちの親って…

 

そう感じることがあれば、一度ご相談ください。

話すだけで、心が軽くなることがあります。

話すことで、これから先の親との付き合い方が変えられるかもしれません。

Poche

 

 

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Posted by poche